終末期における呼吸困難・鎮静
呼吸困難
酸素投与,モルヒネ,コデイン,ステロイド,ベンゾジアゼピン系など.オキシコドン,フェンタニルが呼吸困難に効くというエビデンスはない.
酸素投与,モルヒネ,コデイン,ステロイド,ベンゾジアゼピン系など.オキシコドン,フェンタニルが呼吸困難に効くというエビデンスはない.
死前喘鳴
余命数日で気道分泌が亢進しているときに,エビデンスはないが抗コリン薬が臨床的に用いられる.ハイスコ,ブスコパンなど.
緩和ケアにおけるステロイド
生命予後2ヶ月から開始する.リンデロンは高力価,ミネラルコルチコイド作用がなく浮腫が少ない,作用時間が長く投与回数が少ない,食欲増進作用が強いため使われる.1~2 mg程度で開始する.
余命数日で気道分泌が亢進しているときに,エビデンスはないが抗コリン薬が臨床的に用いられる.ハイスコ,ブスコパンなど.
緩和ケアにおけるステロイド
生命予後2ヶ月から開始する.リンデロンは高力価,ミネラルコルチコイド作用がなく浮腫が少ない,作用時間が長く投与回数が少ない,食欲増進作用が強いため使われる.1~2 mg程度で開始する.
鎮静にはミダゾラムを中心に使い,疼痛や呼吸苦の緩和にモルヒネ,せん妄にハロペリドールを併用する.
ミダゾラム2A+生食16 ml (1 mg/ml)持続皮下注or持続静注を0.2~1 ml/hで開始し,0.5~2 ml/h程度で維持する.
by respiresi
| 2015-05-02 00:55
| 緩和ケア